舟を編む。
blog | 2014-05-15
私の大好きな作家、三浦しをん先生の「舟を編む」を読んだことありますか??
何年か前に出版された作品です。
ちょとしたきっかけでこの作品の話を思い出したのですが、
辞書というのは言葉という大海原を渡る舟のようなもの、
その舟を編むのが編集者である。
という文があります。
なるほどですね〜!!
ものすごい言葉に対する強い執着心をもった編集者が存在するからこそ
言葉という大きな海に飲み込まれることなく、
わたしたちはゆらゆらと渡っていくことができるのですね!
言葉の波にぶつかった時のように
声を出すことの壁にぶつかったとき、迷わないように
手を差し伸べ、正しい道を伝えるのがわたしの役目です。
声を出すことや歌を歌うことは
なんの道しるべもない宇宙に向かって叫ぶようなもの。
叫んでも叫んでも届かぬ思いにならないように
キラキラ光る心の星が、いつまでも消えないように、
声の響きが心の響きに変わるように。
そんな道しるべになりたいと、いつも思っています♪