伝える側と受ける側のキモチ。
blog | 2014-01-21
レッスンをしていると、毎回すこしづつ生徒さんの変化を感じ、
そのたびに、すごいなーと素直に感動します。
こちらから同じことを話しても、人が違えば、受け取り方も違います。
受け取る側に合った何かを、
これかなー!?
こんなかんじかがいいかなー???
今のは?いい感じ??
みたいにいろいろと投げかけてみます。
そしてその受け取る側にぴたっとはまったとき、
ジグソーパズルのピースがぴたっとはまったときみたいに、
おっ!って感じでなんかまたひとつ絵が見えてくるんです。
それが、わたしはとても楽しいのです。
受け取る側のほしい形はどんなだろうか、
間違ったピースを無理やりはめ込んで、ねじ込んでも、
いつかどこかが合わなくなってくる。
そう、だから伝える側ひとつで、
受け取り側ジグソーパズルの絵はへんてこになってきます。
音程が悪いと言われ、改善しようといろいろやるうちに、
どんどん悪くなる悪循環の話を以前書きましたが、
誰かの言葉や指摘をそのまま自分の感覚で受け取ると、悩みます。
人間のココロはとても繊細です。
考えた方ひとつで大きくカタチも変わるんですよね。
自分の価値観をおしつけるのでなく、その人が自ら輝けるような、
そんなきっかけになる何かを生徒さんに発信していたいなと、
私はいつも考えています。