思うこと。

blog | 2014-02-05

ちいさなちいさなきっかけでいろんな色に変わってゆく声。

目にみえない、ココロだけに映るその色を感じるとき、

なにかが震える、その瞬間がとてもすきです。

 

だからココロはいつもニュートラルでいたいと思う。

なかなか難しいけどね。

わたしにとってのニュートラルとは目にみえない大事なものを体の芯に抱えていること。

どこにギアが入っても大丈夫、いつでも走り出せる、心の準備。

坂道も下り坂も平気でいられるように。。。

 

ボイストレーニングは自らのちいさなちいさな発見の連続です。

そして、大事にしたいのは日常の中での意識。

日常には歌うためのヒントがいっぱい隠されてるのです!!!

あたしが伝えたいことはそこにあるのかなーと最近、よく思います。

 

ストレスは宿命である。

これは作家の五木寛之さんが言ったコトバだそうです。

今の世の中でストレスをかかえたことのない人なんていない。

生きているといろんな壁にぶちあたる。

仕事、勉強、人間関係・・・

いろんな壁が目の前に立ちはだかるとき、

そのときこそがチャンス。

この壁をどうやって乗り越えようか?どんな方法がある?

それだけを考える。真摯に。

 

歌うことが怖くてしょうがなかった頃、

そのころのあたしはだれの言葉も跳ね返す、かたい頑丈な鎧みたいなもので

いつも身を守っていた気がします。

 

でもきっと、だれしも乗り越えないといけない、いくつもの壁が

人生のなかでかならず待っていて、

そのときの壁もそのひとつでした。たくさんの中のひとつ。

それからもいくつもの壁にぶちあたりながら、越えていくたびに

体は軽くなり、ココロはいつも壁の向こうの景色を望むようになった。

いろんな方法を試す術も同時に知ることになった。

いくつもの壁を乗り越え、

最後に見る景色はどんなだろう?

きっとそこにあるのは、普段と変わらぬ自分の日常。

人生で大事なものはたくさんない。

大事なものは目にみえないけど、ココロはいつもさがしている。

 

ストレスは人生を美味くするスパイスだと誰かが言っていた。

素材を引き立てるための、甘みを引き出すための、スパイスだと。

思うように歌えない、そのストレスは自分らしく気持ちよく歌うためのスパイス。

だとしたら、乗り越えるべきでしょ。

そうしたらもっともっと自分の歌が見えてくる。

ボイストレーニングの仕事はいつも驚きと感動と納得の連続です。

はじめは体中に力がはいって、ぜんぜん声がでなかった方も、

あきらめずに、こつこつと続けた結果!

するり~と気持ちよさそうに声を体から外へリリースさせてゆくのです。

そういった瞬間に出会うたびに、あたしは元気をもらいます!

 

自分のいきてゆく道に必要なツールだと思うなら、

あせらないことです。そして簡単にあきらめてはいけません!!

いったんあきらめても、また欲する、その想いは再び浮かび上がってくるのだから。

いやになったりしたら、いったんやめてみるのも手です。

再びその気になるまで。

だけれど、どうせ戻ってくるのだから、その間少しづつでもいいから続けておけば!

そのほうが絶対に得!

疲れたらやすめばいい。

かなしかったら泣けばいい。

苦しみや悲しみや喜びが生みだした、これまでの思いすべてがあなたの糧になる。

自分の可能性は自分で決める。

可能性。

あたしは、その糸口をみつけるお手伝いをさせていただいています。

kuromame

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