徒然草第百五十段。
blog | 2015-05-22
徒然草の第百五十段に、「能をつかんとする人、・・・」
という項目があります。
私が昔、忘れられないくらいココロに感じた項目です。
いっぱい泣いて悔しかった頃が蘇ります。。
一人で回り道をしないように、正しく学んで、コツコツ一緒にminminで
歩んでいきましょう^^
私のレッスンはいっぱい笑って楽しく!がモットーです。
歌うことに余計な厳しさは無用。
ココロが自然と笑顔になるような時間を心がけてます。
みんな恥ずかしい気持ちは最初はありますが、
やり始めたら、そのうちどこかへ飛んで消えます(笑)
第百五十段、なかなか厳しい考えですが、プロの世界ではあたりまえ。
なかなか、ふむふむ。といった感じです。
自分に言い聞かせていかねば!
参考までに読んでね!
現代語訳
芸能を身につけようとするひとは、
「よくできないような時期には、へたくそなうちは誰にもみられたくない、
ある程度かっこよくなってから、披露したほうがかっこいいだろう」
と、いつも言うようであるが、
このように言う人は最終的にものになった例がない。
まだ未熟なへたくそな頃から上手いベテランの中にまじって、
けなされても、笑われても、それでも恥ずかしいと思わずに頑張っていれば
生まれついての才能がなくても、上達出来る。
道を踏み外したり、我流に固執することもないだろう。
そのままおごらず、練習をつづけて日々を過ごせば、
上手くても練習しないひとより、最後には上手くなって
人望も集まり、まわりの人から尊敬される。
今は一流といわれる芸の達人であっても、はじめはヘタクソで
笑われ、ひどい欠点もあったものである。
けれどもその人が一歩一歩正しく歩んできたおかげで
世間の人たちの模範となって
たくさんの教えを授かることができるようになったのである。
どんな世界でも同じである。